どうもこんにちは仁です☆

 

前回のブログでテニススクールのくせに、話題のニュースポーツ「スラックライン」の宣伝をしてしまい、若干の罪悪感がある僕ですが…

（※前回のブログを読んでいない方は是非↓のブログを読んでください☆）

スラックライン初挑戦！～倉地との因縁と社長の愛～

 

 

 

あの絶望と劣等感を味わった倉地コーチとのスラックライン挑戦の日から一か月程ほど…

 

 

 

案の定、優越感にひたった倉地は

 

「いやーースラックライン楽しかったっすねー！！」

 

 

とか

 

 

「スラックライン最高！体幹も鍛えれるし！ほっほーい！」

 

 

などと、僕の神経を逆なでする発言を繰り返し、

 

 

仕舞には、

 

「山ちゃん、澤ちゃんもやろーよ！！今度の休みやりにいこーよ！！」

 

と後輩まで誘いだす始末…

 

やはり二人も先輩の誘いなので断りづらいようで、次のスクール休業日にみんなで行くことになってしまったのでした（笑）。

 

僕は（テニスコーチはテニスだけやっとけばいいのに…）と思いつつも

 

（こりゃヤバい…２回目の人間が１回目の挑戦者に負けるわけにはいかないぞ…）

とか

（とはいえ倉地は社長も驚く１０年に一度の逸材…そうそうそんな奴が現れることはないだろう…）

と自分を納得させ、またしても行ってきましたよ…スラックライン！！

 

 

参加者は僕、倉地、山ちゃん、澤ちゃんと、アルバイト大学生のフロントけいすけ君（真面目、細身、いい子）です！

 

とりあえず新規の３人は利用登録の必要があったので、僕はダッシュで着替え、いち早く例の初級ラインへ！

 


↑これです

 

 

（うん！よし！！渡れる！！勘は鈍っていない！）とひと安心…中級ラインで練習することにしましたが、やはり中級は難しい…

 

新規３人も各々スタートし、初級ラインでスラックラインの厳しさを味わい始めました。

ちなみに実際にスラックラインをやる前の大方の予想は（僕の予想ではなく、みんなの予想です笑）

山ちゃん＝んー苦手そう…（つーか無理だろ！笑）

澤ちゃん＝サクッと出来そう！

けいすけ君＝はい未知！

 

が、その予想に反して初級ラインを１抜けしたのは山田コーチ！！初回の倉地コーチに迫るスピードで中級へ！

それには正直焦りましたが、所詮は「アルファの奇行種」山田コーチのことなので素早く割り切りました。

 

他の2人、澤越コーチとけいすけ君は初級ラインに苦戦しているようで、僕は

 

（だよね！！普通の人はそうだよね！！まぁ慣れればすぐ上手になるからね☆）

 

と心の中で勝手に暖かい目で見ておりました☆

 

さらに、中級に行って例のスネに激痛が走る技「ドロップニー」を練習する奇行種も案の定、激痛に悶え、気分転換にトランポリンをやりだしたので、


↑「ドロップニー」です。

 

 

僕は安心と同時にちょっと余裕ぶっこいてきました！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしこれが間違いでした…

 

 

 

今回もスネの痛みに耐えられない僕は、まぁー進歩のないまま時間が過ぎて行きまして、

 

山田コーチがトランポリンをやりだしたタイミングで一緒にトランポリンに興じてしまったのです…

 

 

 

 

 

 

 

 

そうこれが間違いでした…

 

 

 

 

僕が山田コーチとキャッキャッとトランポリンをやっている間に、初級ラインで苦戦していたはずの2人、澤越コーチとけいすけ君がいつの間にか中級ラインに来ており、そうこうするうちにあの「ドロップニー」が出来るようになってしまったではありませんか…！！！！

 

 

しかも僕とトランポリンしていたはずの山田コーチまで、なんか出来るようになっているという有様…さすが奇行種！！！

 

 

なんと全員が「社長」（このお店の社長さん、上のレベルのラインに行くための認定をする偉い人）のOKが出て、初日で上級ラインに行ってしまったのです…！！

 

 

 

 

その様子を唖然として見ていた僕は

（マジかよ！？！やってられねーよ！だからスラックラインなんて来たくなかったんだよ！！！）とか

（俺だってスネさえ痛くなければすぐ出来るのに！！俺は人よりスネが弱いだけなのに！！）などと意味の分からないことを考えだし、

またまた腐ってベンチでファンタを飲みだしました。。

 

 

 

みんなの上級ラインの挑戦を見ながら

（あーーー早く終わんないかな……）とか思い始めた、その時、あの男が口を開いたのです…

 

 

 

 

当然のごとく本日最初から上級クラスにて練習をしており、なにやらよく分からない技にも挑戦し始めているあの男…

 

社長の寵愛を一身に受け、上級ラインから下々を見下すあの男…

 

この「俺だけ上級ラインいけない状況」の元凶であるあの男

 

そう、みんなの宿敵「倉地コーチ」が僕にこう言ったのです…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

倉地「仁さん…大丈夫ですか？」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

（仁さん…大丈夫ですか？だと？？）

 

 

 

 

 

 

 

（仁さん…休憩なんかしてて、大丈夫ですか？？だと？！？）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

（仁さん…初参加の３人は上級ライン来ちゃいましたけど休憩なんかしてて、大丈夫ですか？？だと？！？！）

 

 

 

 

 

 

 

（仁さん…初参加の３人は上級ライン来ちゃいましたけど休憩なんかしてて男としてのプライドとかは、大丈夫ですか？？だと？！？！？）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウォオオオオオオーーーーーーー！！！


 

 

 

 

 

なめやがって…舐めやがって…嘗めやがって！！！！

俺だってやってやるよ！！やってやるよ！！！！

 

 

 

社長！！！

社長！！！！！

 

 

 

 

この悔しさから生み出された怒り（と前回よりも多めに巻いたタオル）がスネの痛みを打ち消し、制限時間の間際…社長検定３回目にして「ドロップニー」を成功させ、無事上級ラインの挑戦権獲得！！

 

何より男としてのプライドを勝ち取ったのでした……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、３時間が経ち、社長から終了の合図とともに挨拶がありました。

 

 

 

社長「はい！！今日は皆さん、お疲れさまでした！！えーーーギリギリみんな上級ラインに行けてよかったですね」

（僕の方をチラっ）

 

 

 

 

 

 

 

 

（ああ…プライドは勝ち取ったけど、社長の愛は勝ち取れなかったなぁ）と思った春の午後でした…