どうも仁です☆

この季節、暖かくなりスポーツするには良い時期になりましたね！みなさんもどんどんアルファに来て、冬場にガンガン溜まった振替を消化しましょう！！(笑)

 

僕らも新しい季節になると新しいことに挑戦したくなりますね☆

コーチはテニスが大好きなのは当然なのですが、スポーツ全般お好きなようで、特に倉地コーチは新しいスポーツに挑戦するのには目がなく、僕を誘ってくれて（一部強制的に）ありがたい限りです。

今までも、、スノボ、ダーツ、ボルダリング、ジャグリング、ランニング、ウェイトトレーニングなど

やたらめったら挑戦してきました（一部強制的に）。

さすがの倉地コーチは持ち前の運動神経の良さでほとんどの種目をそつなく、いや、、かなり高い次元でこなします。（ム・カ・ツ・ク）

 

 

そんな彼の才能をまざまざと示したニュースポーツがあります！！それは…

 

 

「スラックライン」です！！

 

これ↓

 

↑こんな感じに張った、幅６～７センチほどの伸縮性の高いポリエステルのベルトの上を歩いたり、バランスを取ったりするんですが、

 

上手になると

 


こんな感じになってしまいます(笑)

意味わかりませんな…

 

 

ネット上に色んな動画がありますので興味のある方は是非☆

そういう動画の方たちはいとも簡単に飛んだり跳ねたり回ったりしているのでカッコイイっす！

 

 

とりあえず挑戦だ！！ということで、倉地君と二人でスラックラインやりに行ってきました。

 

そのお店のスラックラインは、初心者用、中級者用、上級者用と三つに分かれており、上級に近づくにつれ、高さは高く、ラインの長さは長くなっています！

↓初級ラインはこんな感じ


高さは３０センチくらい、長さは５メートル程度で、まずはここをバランスをとってわたることが、中級ラインへ行く関門なのですが…

まぁ平均台みたいなものですな☆楽勝！！！と思ったものの

 

 

これが難しい！！！脚がガクガクぶるぶるで、片足でバランスを取るのも危うい…！歩くなんてとても…とても！！

 

バランスはまぁまぁ自信があったのでちょっぴりショックでした…

店の社長さんらしき方もそんな僕の反応がわかりやすすぎて、嬉しかったのか

「まぁ最初は皆さんそんな感じですよ！１０回～２０回くらいチャレンジしていれば、だんだん歩けるようになります☆」

と言ってくれました！

 

 

しかし、そんな朗らかな状況をぶち壊したのが、そう倉地です。

 

彼は一回目こそ途中で落ちたものの、なんとたった二回目の挑戦にして渡り切ってしまったのです！！！！

 

社長さんもさっき僕に上記のようなことを言っていただけにちょっとバツが悪そうになりながらも

「す…すごいですね…では中級ラインに…どうぞ…」

となりました…

 

 

その後、僕も５～６回目の挑戦で渡り切ったので、結構早い方なはずなのですが、当然倉地さんの陰に隠れて一切褒められませんた。

 

 

さて、次の中級ラインは高さは５０センチくらいでそんな変わらない感じなのですが、張ってある長さが倍の１０メートルとなり、揺れが半端ではなくなるのです。

せっかく初級で歩けるようになった僕も、最初と同じガクガクぶるぶる状態に逆戻り…

 

さすがの倉地さんも同じく初級ラインとの違いに苦戦しているようでした。

 

その様子を見た社長さんも

「初級ラインと中級ラインはもう別物と言っていいですからね！！かなり難しいですよね！でも中級からは色んな技もでますから、徐々に挑戦していく楽しみもありますよ！！」

とホクホク顔…

 

「別物なんかい！！こんなんだったら最初から中級で慣れた方がいいやんけ！！」と内心腐っていた僕をしり目に、

 

着実にラインの上を歩き、そして技の練習をする倉地君…

 

その技というのが

↓こちら！「ドロップニー」


ラインに立った状態から、下がっていき、後ろ脚のラインに付いている部分を足の裏からスネに切り替えバランスをとる

 

という、技なのですが、これが地味なくせにまぁーー難しい！！というか痛い！！

 

 

ラインに乗っている後ろ脚のスネに全体重をかけるので、笑っちゃうほど痛いのです…（ラインはイメージよりずっと固い…）

 

 

僕も３回くらい挑戦してみたのですがスネが真っ赤になり皮が剥けそうで、とにかく激痛！！バランスを取るのも難しいのですが、痛みが恐怖でスネが付けないという心の弱さを発揮しました。

社長は

「痛みは慣れるしかないですからね～～、これが出来ないと上級ラインでは立つこともできないので…まぁ初日で上級ラインに行けることは無いですから☆」

とのこと。

 

「んーーだよ、こんな痛いの無理に決まってんじゃんかよ、こんなん出来るやつ相当なMだわ！！」と内心毒づいていた、その時…

 

 

 

 

 

 

 

倉地　「社長！！こんな感じですか！？」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社長　「でっ、できてるーーーーーー！！」

 

 

 

 

そうです、倉地さんは僕が社長に、この痛みはどうしたら消えるのか？タオルを巻いてやっていいのか？などという、くだらないことを聞いている間に練習を重ね、技を完成させてしまっていたのです…

 

 

最初は空気の読めない倉地君の才能に怪訝な表情だった社長も、これには驚嘆…！

 

社長　「君、ほんとスゴいですね～～、初日に上級ラインに行けるなんて普通はまずないですから！！」と興奮気味！！

 

社長　「よし、じゃあ次はいよいよ上級ラインに挑戦してみましょうか！！これはまた難しいですよぉ～～」と倉地君の挑戦を楽しいんでいるご様子…

 

 

 

 

 

一方、痛みに怯えて練習を放棄し、ベンチでファンタを飲んでいた僕…

 

 

 

 

 

これではマズイ！！と気合を入れなおし、タオルをスネに巻き付け練習を再開！！

 

倉地に出来て俺に出来ないハズは無い！！！痛みなど、一時のものだ！！！心に受けた屈辱こそが本当の痛みなのだ！！

心頭滅却！！心頭滅却！！！

 

と訳の分からないテンションになりつつ、技に挑戦！挑戦！！挑戦！！！

 

 

 

 

そして…

 

 

 

ついに…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仁　「ででで出来たーーーー！！！社長！社長ーーーー！！」


 

 

 

 

 

？？

 

 

 

 

 

社長？？

 

 

 

 

 

 

！？

 

 

 

 

 

 

 


社長、新しいお客さんの受付してて見てねーーーーー！！！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、社長の寵愛を一身に受けた倉地君はその才能を開花させ、初日で上級ラインという偉業をなしとげ、

 

興味すら持ってもらえなかった僕は幻の上級ラインとなり、痛みに耐え腫れ上がった左足だけが残りました。

 

 

愛って大切だなぁと思った春の午後でした。