どうも仁です☆
アルファでは日頃からスタッフそれぞれが趣味と仕事を兼ねて、トレーニングに励んでいます。
その中で僕と倉地さんはスパルタンレースを目標の一つとしているのですが、
レースに出て痛感するのは圧倒的にランニング力が不足している、特に坂道ランの力が足りないという事です…
ただトレーニングするにしても適当な長さの坂道はなかなか北区周辺には無く(良い所ご存知の方は僕か倉地に教えて下さい)
特に未舗装の山道となるとさらに見当たりません。
と言う訳で9月某日。
山道と言えばトレイルランだろうという事で、トレイルランレースに出てみよう!と思い検索してみると、あるわあるわ。
スパルタンは年に1,2回ですが、トレランは毎月どこかで1,2回はやってるイメージですね☆
距離もコースも様々で短くて5キロくらいから長いと100キロとかもありますww
前回出たスパルタンが約13キロのコースで終盤ヘロヘロだったとはいえ、その後もトレーニングは継続していますし、負荷を増やさなければ意味がない!!ということで、障害物がないトレイルランならもう少し長くても大丈夫かなぁ~と思いながら探したら見つけました!
第3回、美濃ふくべトレイルラン大会
ショートコース15キロ、ロングコース30キロ
10月21日
これだ!!割と近いし、距離もショートの15キロならちょうどいいじゃないか☆!
とはいえ一人で出るのは不安だし、つまらない。
でも倉地さんを誘ったら秘密特訓の意味がない…
ここで僕が声を掛けたのが自他ともに認める、稀代のトレーニング嫌い、山田コーチ!!
ハッキリ言ってダメ元で聞いてみたのですが、
いつもなら、
仁「山ちゃんもスパルタン出ようよ!」
山「いや僕はスパルタンはちょっと…難しいです…」
とか
仁「山ちゃんも筋トレしようよ!!」
山「いやケガするんでいいです…」
などやんわりとハッキリと断られるのですが、
なぜか今回は
仁「山ちゃんもトレイル出ようよ!!」
山「えっ、いつですか??」
おおーーー!!これはもしかして興味ある感じじゃ!?(笑)
ここからは僕の怒涛の営業と奥様の一押しで参加料を納付させました(笑)。
実際最近は山田コーチもトレーニング嫌いなりに頑張っていたので、その成果が見たくなったのかもしれませんね☆
とはいえ、
出場が決まってからも、僕はまぁ今まで通りランニングを週1、2回とそんなに追い込んではいませんでした。
山田コーチも勝川の家からスクールまで片道約三キロ走って来る…
と言ってはいましたが一切実行はされませんでした(笑)。
しかしこの嘗めた態度がトレイルの神様を怒らせたのでしょうか…(笑)
レース10日前位に確認のハガキが届いたのですが、それを見ると
ん?
何か距離長くなってるーーーーーーーー!!
よくよく読むと、連日の台風でコースが被害を受けて変更を余儀なくされたとのこと…
にしてもロングコースは短くなり、ショートコースは長くなるという謎の変更…(笑)
これには山田コーチも露骨に嫌な顔(笑)
この日からレ―スまで山田コーチの口から出る発言は
「もう悪い予感しかしない」
「正直次の日レッスン出来ない」
「お金払っちゃたからしょうがない」
などネガティブなものばかりとなりました(笑)
そしていよいよレース当日!!
朝は5時半起きで一路美濃へ!
そこからは
到着→受付→着替え→開会式!とあっという間です☆
そしてスタート!!
分かっていたこととはいえ、登り始めから3~4キロはマジで「ラン」できるレベルの傾斜ではない、ただの「登山」
ハガキにもあった通りそこら中に台風の爪痕であろう崩れた岩場や根元から折れた樹があり、ただでさえ険しいコースを更に狭く厳しいものにしています…
前日の雨でぬかるんでいるところもあれば、低木が生い茂り枝木で道がわからない状態をかき分けて進むことも…
基本、道なき道なので、50メートルごとくらいに出てくる赤い矢印の看板が無ければ道に迷いそうです。
道幅は1人分しかないので抜ける訳もなく、山田さん→僕の順番に並んでいました。
そんななか彼がやってくれましたよ…
はい当然、山田大先生です(笑)!!
文章では上手く伝わらないので、どうしようかなーと思い、絵で伝えようと思って書いていたら、気が付いたら四コマになりました(笑)
①
➁
③
④
まぁ足元に注意がいっていた僕も悪いのですが、これのせいで額に向こう傷が出来ました。
開始早々そんなこともありましたが、何とか頂上を制覇し、折り返し!!
レース前は不安なことばかり言っていた山田さんもレース中は大奮闘!
というか山田さん下りがめちゃくちゃ速い!!
登りも決して遅くはないのですが、下りに入ると猿のようなスピードで駆け下ります!
何人もの前走者を抜き去る猿に置いて行かれないよう、必死で食らいつく僕。
(クソ…猿は全然練習してないのに…俺はスパルタンとか出てるのに…ここで置いていかれたらめちゃ恥ずかしいぞ…)とか思いながら必死で走っていました…(笑)
走れば走る程、険しくなる傾斜、今まで以上に道なき道…
いやもう道なき道すら無いような…
そういえば50メートルごとくらいにあった赤い矢印も最近見ていないような…
あれ…??
するとフっと周囲にも不穏な空気…
その時の走行状況は
先頭がゴツイお兄さん、次がお姉さん、山ちゃん、僕。
その四人がほぼ同時に…
「これ、コースじゃなくね?」
と思ったのでしょう…
足を止めて見渡せば、周りに他のランナーはなく、冷静に見れば明らかにコースとは言えないところを走っている四人。
ヤバい…迷った…!!!!
そう思ったころには時すでに遅し。
とりあえず四人で作戦会議。
ゴツイお兄さんのGPS付きの時計によると、コースより少し右に逸れてしまった模様。
今降りてきた道を戻るという選択肢もあったのですが、左斜めに下りながら本来のコースに寄せてけばいいんじゃね?という考えにまとまり移動を開始しました、
しかしその道がマジで過酷!!トレランコースが優しく感じるくらいで、山の厳しさを痛感しました。
GPS上ではそんな距離があるように見えないのに稜線を越えども越えども、一向にコースに戻れない…
水分も補給食も底をつき、いよいよヤバいかもと真剣に思ったとき、尾根に人の影を見つけ何とか事なきを得ました…
とはいえ結局30分以上ロスして、体力も削られ、何より精神的に相当疲弊したので、もうタイムや順位は諦めました。
しかしいざまた走り出すと、山ちゃんがやっぱりまぁ速い(笑)!!
こいつさっきの遭難もどきでへこたれてないのか!?いったいどういう神経!?
と驚愕&関心しながらも、
やっぱり前を走られると負けられない!!という気持ちが沸き上がり、僕も釣られて頑張っちゃいました(笑)
下りでは少し離されましたが、山を下りた舗装路で追いつき、ほぼ並走状態に。
そこでも山田さんは更にスピードを上げにかかったので、何とか食らいついていると突然…
山「ぎゃー!!!ヤバいっヤバいっ!!(足が)両方つる!つるっ!!!」
と騒ぎ出し失速。(笑)
何か知らんけど10秒くらい僕が先にゴールしました(笑)
まぁ花を持たせて貰ったような気もしますが、
彼曰く、ゴールが見えて安心したらしいです(笑)
ゴール後はゼッケンナンバーとICチップでタイムと順位が見れるというのでとりあえず全く期待せずに見てみると、
参加者300人弱中、
タイム5時間9分
23位
え!?と思って確認をすると、もし遭難せず走れていたら、トップ10は確実、下手すりゃ5位以内に入れていました。
これには僕も山田も悔しーーーーー!!!!!
この不完全燃焼感が山田氏の闘争心に火をつけたのか、
「半年に一回くらいならレースに出たい」
「トレラン専用シューズを買う!!」
など、参加前のあのネガティブさはどこへやらの発言を連発しておりました。
当面の課題は山田さんにさっさとシューズを買わせて、後に引けない状況にすることです(笑)
僕としては5時間以上、20キロ以上(遭難しているのでたぶんもっと笑)を走り切れたのはスパルタンビーストに向けてとてもいい自信となりました☆
こんな長&駄文を最後まで読んでくれたあなた!!ありがとうございます☆
きっとあなたは良い人です☆
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